新春連載シリーズ:【原点】「うまくいかなかったこと」が私を創るMia Fujii1月4日読了時間: 3分更新日:2 日前第1回【原点】「うまくいかなかったことが私を創る」新年あけましておめでとうございます。 プリエバレエスタジオ主宰の藤井美彩です。新しい年が始まり「今年こそは!」と胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。バレエだけが私のすべてだった学生時代私の原点は、5歳から始めたクラシックバレエです。「将来の夢はバレリーナ」とはっきり口にしていた学生時代。周囲に将来を決めていない同級生が多い中で、いつも「すごいね」「いいね」と言われてきました。何年間も皆勤賞でレッスンに通い詰め、友だちと遊びに行くことも、テスト前に休むこともありませんでした。月に一度、レッスンがお休みの日には、父と電気屋さんやホームセンターをぷらぷらとお出かけする。それが当時の私にとっての、ささやかな休息の時間でした。イギリス留学での葛藤16歳の夏、家族と先生の大きなサポートをいただき、夢を追いかけてイギリスへ留学しました。毎日踊れる幸せ、バレエだけに集中できる環境。大変恵まれた機会を享受していましたが、自分一人の力で未来を切り開かねばならなくなったとき、まだ準備が十分にできていなかったことを知りました。それはバレエの基礎や技術はもちろんですが、自己管理能力や、周りの人の力を借りる「素直な心根」といった、人間としての根本的な部分でした。自分と向き合うほどに募る将来への不安。自分を見失いそうになるほどの葛藤。正直に言えば、当時のうまくいかなかった記憶は、今でも鮮明に胸の奥に残っています。挫折が「心の織り」を豊かにしたいま思うのは「あの時うまくいかなかったことすべてが、今の私を創る糧になっている」ということです。挫折をたくさん経験したからこそ「完璧じゃない自分を許すこと」の大切さに気づき、心の織りが幾重にも重なったと思っています。自分の存在価値を感じることができなかった青春時代、そこから「自分だけは最後まで自分を応援しよう」と思えるまでに、幾ばくかの時間が必要でした。その後、母となり自分の存在理由を得られた安心感の中で、大学で保育の知識を学びました。「基本的人権の尊重」を軸に、自分と子ども、そして他者の尊厳を守ること。人の可能性を信じること。その土台の上で、バレエを通じて豊かな人生を歩むお手伝いをしたい─。その想いで、御殿場のバレエ教室のアシスタント講師として学ばせていただきました。小田原での開校、そして確かな実感小田原で自身のスタジオを立ち上げ、生徒さんを教えながら学びを深める中で、改めて実感したことがあります。それは、基礎を何より大切にすることで、論理的にも生理学的にも、バレエの美しさの原点を誰にでも再現できるということです。これは私自身にとっても必要な学びであり、現在のスタジオの理念となっています。バレエはどなたでもいつからでもできます。体形や年齢も関係ありません。情熱をもって正しい練習を積み重ねれば必ず美しく踊ることができます。本当に大勢の方のお力添えのおかげで、今こうして日々スタジオでバレエを続けることが出来ています。葛藤すらも、楽しんだもん勝ち!もし今、何かがうまくいかなくて悩んでいらっしゃるなら。 それは、あなたが今より高みへ成長しようとしている証拠です!!日々、嫌なこと、面倒なこと、たくさんありますよね。でも、大変なときこそ「大変」と書いて、大きく変わるときなのです!おひとり様1回限りの人生なんです。どうせなら、その葛藤すらも楽しんでいきましょう!この1年、一緒に「できない」「むずかしい」の壁をぶち破っていきましょう!本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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